読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

さよならの死

冷たく光る太陽のようだ

赤西仁 「Me」ツアーを終えて。

 

9/25。赤西仁の「Me」ツアーが幕を閉じた。

前日24日の公演では男性を含むグループでないと女子はライブが見れなかったりする、男性含む公演?(笑)という変わった形態に挑戦していた。

www.oricon.co.jp

こんな感じで、ネットニュースではあるが好意的に捉えられたり、テレビ媒体に赤西くんがまた顔を出す日も近いのかなあ、と思った。

 

このツアーは縁あって、三公演という、私の赤西仁ヲタク人生11年目にして史上初の赤西くんの顔を生でたくさん見た年だった。

 

そんな今回のツアーの感想をアルバムの感想を交えながら書いていこうと思う。

 

一公演目は7/10の大阪公演二日目。前日のレポなどを見ていたので、とにかくワクワクしながら入ったのだ、が。

 

アルバムの期待値が高すぎた。終わった瞬間にそう思った。

 

間延びした演出、赤西くん自身のキレの悪さ。

緊張しているのはわかるが、相変わらずお酒に頼るようなMC。

MC明けの曲では酔っぱらって歌えていないなど、もうとにかく散々だった。

MC中「3011ツアー*1の劣化版です。」と彼が半ばやけくそにも聞こえるような声で言い放った瞬間、その場を出て行こうかと考えた。

 

わたしはあの時の劣化版を見に彼に高いチケット代を払っているわけではない。

 

今、この瞬間の最新の赤西仁がどんな歌で、どんなパフォーマンスをしてくれるのかを見に来てるのに。

 

帰りの電車で一緒に行った人と別れてから、悔しくて泣いた。

 

赤西くんには良くも悪くも、よく泣かされ続けている人生だけど、こんな形で泣かされたのは初めてだった。

誰に何と言われても、赤西仁は私のヒーローです、彼のおかげで今を頑張れています、って胸を張って言える赤西仁はここにはいないんだ。

家に帰って悲しいながらも、いやいやいいところもあったしね…と思い込むためにまたアルバムを聞いた。

 

本当に「Me」というアルバムはよくできている。

前回のアルバム「Mi Amor」は曲一つ一つの完成度は高いが、ライブをやるためにアルバムを出しました。はいみなさん聞いてから来てね。みたいな空気がして、あまり好きになれなかった。Lenny Jの声量がライブでしか生きていないなんて、Luckyのかわいさが生でしか伝わらないなんて…!なんつー編集だ!と無駄に憤慨もした。

 

が、今回のアルバムは違う。リード曲であり一曲目の「Let Me Talk To U」から赤西くんの優しさがあふれ出ていた。他の曲たちからも優しいからこそ感じる人の痛みや、優しいからこそ人を利用するなんて、という怒りとか、そういうものが伝わってきた。

 

だからこそライブに期待していたのに、とがっかりしたまま、私にとって二公演目になる8/23の宮城公演まで、約一か月ほど、もやもやしたまま日々を過ごした。

 

そして迎えた、二公演目の8/23の宮城公演。元々バンドの遠征などで宮城にお邪魔する機会が非常に多いうえ、追加公演が決まるまではこの公演がオーラスだったのだ。

公演が決まった時から必ず行く!と豪語していたし、チケットが取れた時は本当にうれしかった。だが、そのさんざんな後の大阪公演の後である。行くか迷っていた。

 

そしたら。座席がびっくりするほど近かった。

FC先行だと電子チケットなのだが、そのチケットが取得できるようになるのは3日前。チケットを確認し、席がわかった瞬間に、あちゃーとなった。

これはどんなライブでも楽しく見えて結局赤西仁好き!とかなるやつだな~とか思った。

 

コンサート当日。

客電が落ちて赤西くんが出てきて、声を出した瞬間、もうだめだ…と思った。

 

声が出ていない。かすれて上づるような、苦しそうな、とでもいえばいいのだろうか?

 

実際、この宮城公演までの一週間、赤西くんは移動を含めて新潟三重宮城とかなりのハードスケジュールをこなしていた。

だからといってプロのアーティストである彼がそんな状況で人前に出てきてほしくなかった。忙しくて風邪ひいて一週間寝込みました。っていう社会人には「体調管理も仕事のうち。」と言うと思う。アーティストだってそうだ。「体調管理も仕事のうち。」である。

KAT-TUNの時からダンスが踊れていない場面も見てきた。酔っぱらってるのなんかフライデーの写真で嫌というほど見た。

 

でも、彼の声が音をとらえられない。そんな場面は私は初めて見た。

 

絶望だった。いや、きっと音程を外す瞬間なんて、とかかばおうという気持ちも出てくるのだが、声がかすれているのだ。

赤西仁は終わったんだ。やっぱりただのファン目線でいい歌に聞こえているだけなんだ、と。

 

ただ、公演前半の「Baby」に入った瞬間。音程と湿度を自分の中に取り込むように何度も何度もブレスを繰り返して一音一音丁寧に歌いはじめた。きちんとこの音を出したいんだ、と、自分自身に言い聞かせるように。

そのあとの「Mi Amor」ではパフォーマンスに集中しつつもやはり丁寧に声を出して、「Lucky」からは完璧に持ち直したのだ。

 

この記事をまだ見放さずに読んでくれている人に説明すると、

「Baby」はバラード、「Mi Amor」はミディアムバラードにEDMの要素が混じった曲、「Lucky」はかなりのポップチューンだしダンスもすこしある。なのでたぶん肺活量的には結構な疲労なのでは、と今書きだしながら思うのだが、赤西仁は持ち直したのである。

 

そこからMCを挟んだ後半戦、やはり少し疲れも見えるものの、声が上づるというようなミスもなく、というかむしろ前半より伸びる声に驚かされたまま、赤西くん自身もすごく楽しそうな感じで幕を閉じた。

 

仙台公演の赤西くんはMC後の後半戦が前半とは実は別の人なのでは?と、思うレベルで歌の歌い方や動き方が変わっていた。

そして、7/10の大阪公演で気になっていた間延びする演出はかなり変わっていて、この人は自分のミスを自分で修正できるすごい人なんだ…と信仰心がすっかり復活してしまった。

 

ちなみに三公演目の8/29のコンサートはイープラスのサイトを覗くとまだチケットが一般発売中だったため、この信仰心が「今いかないと後悔するぞ!」と大声を上げてきたので一般でチケットとって行きました。

 

どうだったか?めちゃくちゃ最高でした。

 

私は本当に(赤西仁関連になると)バカである。

 

JIN AKANISHI LIVE TOUR 2015 ~Me~ (DVD)

Me(+2) 通常盤

 

(赤西くんからお金は一銭ももらっていないが今回のツアーDVDが発売するので宣伝しておきます。)

 

おしまい(笑)

 

*1:赤西くんがジャニーズ時代にソロでやったツアーのタイトル