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さよならの死

冷たく光る太陽のようだ

希望が震え出す




KAT-TUNは誰かを悪者にすることはしませんでした。

2016年5月1日を持って、
「充電期間」に入ったKAT-TUN

赤西仁が好きなこともあり、赤西くんがいる時のKAT-TUNにはもうそれはそれはすごい勢いでお金を使い込んでいた(お金を使い込むことだけではなくDVDのメイキングのモノマネとかをnotヲタの前でやって見せて沼にはめたりもした)

ですが、抜けてからは、自分自身のKAT-TUNが好きな感情と、赤西くんがいなくて寂しい感情と折り合いがつかず、その気持ちの落とし所が見つからないまま、田中くんや田口くんがKAT-TUNを去っていき、なかなか追いかける気にならなかった。

だが、「今回の10周年ベストアルバムを一位にして、そのまま充電期間に入ってほしいなあ〜」という、呟きを見て、そうか!充電が終わったら一位のまま帰ってこれる!と思いベストアルバムを買った。


買って帰ってすぐさまにパソコンに取り込んで、その間PV集見たりした。

そして、見ている時に、あれ?と思った。KAT-TUNは誰も悪くないのかな?と思った。

赤西くんが抜ける前のPVは、KAT-TUNに対して気持ちがないのは本当に明らかなんだけど、でも個人対個人としてみた時に、仲違いというわけではないのかな…?とほんのり感じて、でもそれはきっとわたしが赤西くんのことを好きだからかなあ〜と思ってた。


そうこうしているうちに、
10周年の記念コンサートツアーが始まっていた。

ツアー初日の名古屋ドームの終わり、
流れてきたツイートで「断固として謝られなかった。」という呟きを見かけた。
今まで「人数が減ってしまって」「引き止められなくて」と頭を下げ続けたKAT-TUNが、頭を下げなかった。どういうことだろう?と思った。

五人になった時も四人になった時も、三人になってしまった今も、中丸くんも亀梨くんも上田くんも、頭を下げた。

でも今回「断固として謝られなかった」というつぶやきの意図を知りたいと思ってしまった。

たまたま京セラドームの日は休みを取っていた。ただ、友人との映画の約束があって(ちはやふるみた!すごくよかった!!!!!!!)
当日映画が終わるまで悩んだ。だが、友人が早く帰ろうかなあ、の一言をきっかけに「ごめん、チケット探していい?」と口走っていた。友達は笑いながらわたしが必死になるのを見守ってくれた。いつも迷惑ばかりかけて悪いなと思っている。この日もなんなら遅刻してるし
Hちゃんいつもありがとう…今度なんかご飯奢らせてください。

速攻でチケットを探して、一時間後には会場の中にいた。ラッキー以外の何物でもない。
この場を通して今一度。
拡散してくれた皆さん、お譲りいただいた方へ。本当にありがとうございます。

そもそもKAT-TUNはすごくすごく大好きだったのに、生で見たのは2009年の惑星魂京セラドームのみ。もう浦島太郎状態もいいところ。
巻き髪のお姉さんとかが減っていたことが時代を感じた。
コンサートが始まると、ワクワクしてる気持ちとか、でも三人だからな、とか、そんな気持ちはどこかへ飛んで行ってしまって、知能指数がむちゃくちゃ下がった。
「すごい」「スゲェ」「うわあ」「やばい」とか、そんな言葉ばかりだった。

変に考察とかもできないぐらい脳みそが死んだ。感情が奪われた。

だって室内で花火が飛んでるし色の違う炎が出てる。色のついた煙ではなく、炎。化学の授業をきちんと受けていた人なら分かると思いますが、白い炎って下手したら1,000度くらいある。でも、そうなるとセットとかステージが溶けかねないので、多分何かしらの何かが働いて白色に見えてる。いや、違う。KAT-TUNがそうさせていたんだとおもう……………。

ひたすら、すごいすごいすごいと息つく暇もない状態だった。

そんな勢いのままで、気づいたら終盤だった。本当に気づいたら終盤だった。
惑星魂の時も思ったけど、そういやKAT-TUNのコンサートは永遠に続くんじゃないか?と思うタイミングで終わりが来る。
忘れていたのに、思い出してちょっと切なくなった。


上田くんは「なるべく早く戻ってくるね。黄色い声が出てる間に!(笑)」ととびきり可愛い顔を見せた。
中丸くんは不安そうな顔をしながらも「個人の活動が皆さんの元に伝わっていくのかが不安」と言っていたがそのあとすぐに「ジャニーズウェブとかチェックしていただければ…」と言っていた。
亀梨くんは「KAT-TUNを好きでいる自分でいたった。今はKAT-TUNがあるから俺でいられる」みたいなことを言っていた。
正直なことを言うと、中丸くんの不安げな顔がすごく印象的で頭に焼き付いてしまっていて、亀梨くんの挨拶をきちんと覚えていないのが悔しい。

でも、それでもKAT-TUNのメンバーはKAT-TUNの一員として最後まで丁寧に「ここにいれるのはみなさんのおかげ」と感謝の言葉を伝え続けた。

感謝の言葉は胸が詰まるぐらい素直にまっすぐに「本当にありがとう」と伝えられた。

わたしは赤西くんがKAT-TUNを辞めた時に、一緒に離れることを選んだ人間だけど、そんな人達が来てることもKAT-TUNのメンバーは知っていて、それでも離れた人間に対しても感謝を伝えられ続けた。

だけど、辞めた人間を止められなかったことに関しては、意地でも謝らなかった。


謝る、ということは悪いことをした人がすることだ。
子どもが親の大事な食器を壊したらごめんなさい、というだろう。
逆に悪いことをした人の気持ちを落ち着けるために謝ることもある。
サービス業でありがちなのは「店員(サービスを提供した側)として悪くないけど、お客様(サービスを受ける側)がものすごく怒ってるから今謝ってこの場を切り抜ける」とか。

KAT-TUNに残った三人は、
あなたたちの大事なグループを壊してごめんなさい。ということも、とりあえずKAT-TUNバラバラになるけど謝っておいたら充電期間前にカッコがつくだろう、みたいなこともしなかった。


残った人も辞めた人も残った人のファンも離れたファンのことも悪者にしないために。


最高に格好いい充電期間前のコンサートだった。

いつになるかは本当にわからないけど、信じて待ってるよ!!!!!

we are KAT-TUN!!!!!!!!!