さよならの死

冷たく光る太陽のようだ

そう思ってるうちはずっとそうなんだろ

 

 

学生時代の思い出がない

 

これは大きな比喩などではなく、本当にない。

小学生の時はいじめられていたし、

中学生の時は不登校で学校へ行かなかった。

高校はそういった積み重ねもあって、クラス単位で動かなくていい単位制の高校へ進学した。

 

ので、いわゆる同級生とどこかへ行って、みたいなことがない。

 

できなかった青春は、大人になってからでもできる、みたいなツイートをこの夏2.3件目にした。

わたしも前はそう思っていたし、今でもわかる部分はある。

 

 

ただ、やっぱり学生の時にやっているのとでは、全く違うのである。

 

違う、というのはなんともしっくりこないのだけど、

春に花見をして夏に花火大会行って、秋に学祭やら体育祭を楽しんで(まずここで大人になるとない)、冬はクリスマスのデートを楽しんで、みたいな、利害の一致を考えずにただ友達のことが好きだから、ただパートナーの方が好きだから、では大人になってからは他人のそばにいられない。いられないことの方がうんとうんと多い。

 

しようと思えばできるだろう、ということもたくさん言われるし、それはそうだと思う。

だけど、「楽しそうだからやっている」と「出来なかったことをしようとしている」では動機も違えば、あげる腰の重さも違う。

 

もう周回遅れの青春を取り戻そうなんてしてないのだけど、この花火大会が連日続く夏の時期、初めて電車に乗るような若い子たちが楽しそうにしているのを見ると、もう何も戻らないんだろうな、と思う

 

戻りたくないけど、戻れたらなって何回思うんだろう

 

早くなんかうまくいくといいな