さよならの死

冷たく光る太陽のようだ

あい うぃる びー ふぁいん

 

先週末から、働いているお店が再開した

夜のお店なので、きっと賛否両論あると思うし、個人的には再開に反対だけど、でもやらなきゃ私だってご飯が食べれない。

 

だけど、びっくりするぐらい人が来なかったので、テレビやネットで見るよりも、きっと個人的にみんなすごく気をつけてるんだな、と思う。

 

自粛開け、太っていなかったのは私だけだった。

iPhoneのヘルスケアアプリで上がった階数が表示されないことが多々あった。流石に危機感を感じたので、何も食べない日も続いた。

 

顔の可愛い女の子には結局のところ勝てないので、どうしたってスタイルとトークで勝負するしかない。

 

だけどそれでも罵倒される、お呼びでないとは教えてくれない、だけど、目の前にいるけど目は合わない。仕方ない、そういう仕事を選んだのだ。言い聞かせながら灰皿を変える。だけど、それでも、いくら言い聞かせても、目の前のお客様と、目が合ったと思えば、口元をマスクで見えないようにしながら、コソコソとブスだなと言われるのは精神がゆっくり削られる、本当にゆっくり。

 

お店の女の子の中で、割と気を許して本当に可愛い子がいる。裏表なくサバサバと話を聞いてくれるので、私も好きなのだ。

その子が結構酔っ払いながら「自分のこと華奢だって気づいてないんですか!?鏡見たことありますか!?」と怒られてそれはそれは驚いた

 

驚いたと同時にホッとした まだ太ってない まだ細く見えている 大丈夫大丈夫と言い聞かせながら家に帰ってきてからパスタを食べる

 

今日、インスタに前に来たお客様から連絡があった。「いると思ったのにいなくて残念だった」の一言。

 

ぼんやりとまだ大丈夫と思いなおす

 

だけど、自分のことを甘やかしてくれて可愛いと言ってくれる人欲しい〜彼氏〜とかはちゃめちゃな思想になるので、夜は得意じゃないし、夜の仕事も早くやめたほうがいいのかもしれない、と思う