さよならの死

冷たく光る太陽のようだ

私的オーラス

 

 JIN AKANISHI LIVE TOUR 2016 ~Audio Fashion~

9/23 東京国際フォーラム

 

この公演で私自身の今年の赤西くんのツアーは幕を閉じました。

 

今回、私は過去最高の一回のツアーで5回も赤西くんを見るという奇跡に恵まれ、挙句アルバムリリースイベント(という名のお誕生日会)まで当たったので、慌ただしくも本当に本当に楽しい3ヶ月でした。

 

公演内容は、本当によく練られていて、というか練られていて、というのも失礼なぐらい、とにかく赤西くん自身も発していたように「脳内コンサート」という言葉以外見つからないような、世界観についていくのに必死になるようなコンサートでした。

でも不思議と疲れなくて、心地よくて、あと、最終公演に近づくにつれ、赤西くんの声やダンス、全てが振り切れていくのがとてもよかった。

 

ダンスや振り付けなんですが、

神に祈る(手を胸の前で組んだり)ような振り付けなどが多かったので、そういうのをもっと重点的に感じたいなと思いました。

赤西くんの死生観や、生きていくことについてとか、信仰心の対象とか。

音楽と人」という音楽雑誌がいつもアーティストへのインタビューが愛に溢れているので、ぜひこの雑誌に赤西くんが乗って欲しい…と思っています。

 

座席ですが、遠いところの方が勝ち組、という意味がとてもよくわかりました。

4回連続で距離的にとても近い席が来て、最後の国際フォーラムでずっこけたくなるような遠い席だったため、いくら席にこだわらない人間といえど、なんで!?と思ったりしましたが、そう思ったことを恥じました。

 

自分的には前の4回で赤西くんの脳内に取り込まれるような胸が張り裂けるような気持ちで見ていました。

なんとも言えない表情するんですよね………あなたこの曲そんな楽しそうに歌うか?とか、なんでこの人はこんなに優しい顔をしているんだろう、とか。近い席だとそういうところは見れてラッキーだったと思います。

 

最後の国際フォーラムの二階席では、赤西くんの脳内をすりガラス越しに覗いているような気持ちになりました。

全て見えない感じられないからこそ、自分の脳内で感じたことのあるものを引きずり出してきて、その曲や空気感の中に補って、自分の中に落とし込む、という作業がとても楽しかったです。これは遠い席の特権。

 

遠い席で表情が見えないからこそ、音に浸れましたし、ダンスなどもようやくじっくり見ることができました。

それにしてもダンサーさんは、あの世界観を全てではなくとも理解したり、自分の中に取り込んだり、そうやってダンスしてらっしゃるのが

本当にすごいですね………。いや、生業にしてらっしゃるからできて当然なのかもしれないんですけど、なんか感じることはできても、他人の感情や考えを自身の体を使って表現していることが謎すぎて。

ほんとに皆様クオリティの高い人たちで、同じダンスでも心をかき乱されるような気持ちになる日もあれば、静かに涙を流してしまうようなダンスの日もあって、毎回同じではなく、やはり最終公演に向けてどんどんテンションが振り切れていくのがサイコーでした!

 

そんな素敵なダンサーさんたちが、このツアー楽しい、とか書いてくれているSNSの投稿を見かけ、毎回公演終わりにチェックしてニタニタしていました。

 

個人的な意見ですが、こころちゃんとすみれちゃんがサマーメドレーでシンメっぽい動きになるところがヲタク心をついてきてツボでした(笑)

 

 

赤西くんとファンの距離感が今後赤西くんが飛躍する上での課題かなとは思いました。

ホールやライブハウスのステージがなぜ客席よりも数段高い位置にあるのか、ってことを念頭に置いて私も気をつけたいと思います。(所信表明)

 

 

赤西くんに関わる記事を何度か更新しており、その中でも再三書いているのでしつけーわ!と言われそうですが、10年ほど一人でこっそり応援して、一人でライブを見てきたので、今回のツアーでライブ会場でファンの方とお話ししたり、ツイッターやその他SNSの媒体で関わったりすることが、いかにありがたいことか、いかにいろんな考えの人がいるか、というのを思い知りました。

 

私にも関わってくれる皆様にも感謝ばかりです。

ありがとうございます。

 

今回本当に本当にたくさんの赤西くんを沢山の場所で見れて幸せでした。

 

海外公演、幕張スペシャル公演と、まだまだツアーは続くので、赤西くん、赤西くんに関わる全ての方、そして追っかけていくファンの方!(笑)皆様お体に気をつけて最後まで突っ走ってください。特にはしかとかね!(笑)

 

今回はこれで。