さよならの死

冷たく光る太陽のようだ

理解はいいから認められたい

 

 

大人になってからの方が漠然とした寂しさが突然襲ってくることが増えた

 

1人で生きていけるのか、年金はもらえるのか貯金はあるか結婚できるのかとか、そんなライフステージの大層な話ではない。

 

昨日は小銭が足りないから千円札を崩してしまったこと

 

ここ半年は、自分の好きになった人がどえらいクズで、それでも好きになってしまって、好きでいることをまだ続けているという選択肢の話を誰にも言えないこと

 

ここ1ヶ月ぐらいは、お金は稼いでるのにアルバイト雇用だからなぜかフリーターと呼ばれること(税金も年金も保険料も全てちゃんと納めてるのにね)

 

朝起きるのが早くなってしまったこと、もう十代の時みたいに気づいたら夜!?みたいな新鮮な驚きがないこと

 

目の下にほくろではなく明らかにシミのようなものが鎮座していること

 

疲れた時の毛穴の開き具合がすごいこと

 

ただでさえ弱いのに、お酒を飲むと次の日本当に起きられないこと

 

家族の愛みたいな話にどんどん弱くなって行くこと

 

親に言うことがそっくりなこと

 

年をとるのが嫌なのではなくて、どうやっても若いまま死ねないこと

 

肉体は年を取る。こればっかりは仕方ない。生きてる限りわたしの体は細胞分裂をひたすら繰り返して、その細胞全てが分裂をやめた時に人は死ぬ。生物学的にはそう。

 

だから無理にでも終わらせたい

 

自然に抗いたい。自然に生きてると悲しみが積もるからそれから早く離れたい。一刻も早く身軽になりたい。

 

死にたい人はそれだけ辛いとかそんな話じゃない。わたしはわたしの幼すぎる精神には不釣り合いすぎる、出来上がった肉体を手放したい。

 

本当に生きて行くのがここ最近疲れた。

 

1人でどうやってここまで駆け上がって来たんだろう。

死にたいやつメンヘラは人に頼りきりの甘えただ!みたいなツイートを見るたびにうるせえなあと思う。

 

仕事でも友人関係でも「なんでも話せる」「なんでも聞ける」になってしまって甘えられないからSNSの中だけでは大声で死にたいと喚き散らしてるんだよ それが甘えたで自分の機嫌なんだから自分でとりなさい、と言われたらもうどうしていいかわからない。

 

わたしに頼ってくる全ての人間にそれを言ってからわたしにその言葉を投げつけて欲しい。

 

足元はグラグラで、本当にもうダメかもしれないと思いながら毎日生きている。でも死にたいと言う人間が嫌いな奴はこのブログすらイライラするんだろうな。わかる、わたしだってこんな自分大嫌いだ。だから早く死にたい。死を確実に自分のものとして手に入れたい。勝手に死にたくない。自己完結したい。

 

それでもまだ税金とか仕事とか、夏にあるコンサートに縛られて肉体を手放せないでいる。