さよならの死

冷たく光る太陽のようだ

心をどうか失くさないよう

 

 

こないだ「芸能人じゃないのにすっぴんで出歩く素人が無理」的な文章を読んでひっくり返った

(確実にルックスで仕事してないからそりゃすっぴんで出歩いて当たり前では)と思いながらフォローを外した

 

化粧はマナーか嗜好か問題がある

「化粧濃い人が好き」「化粧濃くしたい」

「化粧薄い人が好き」「化粧薄くしたい」

という言葉がある時点で嗜好の話だと私は常々思っている。

だって「毎日風呂入りたい」ってあんまり言わなくない?実際毎日浸かりたいけど、仕事だったら疲れとかでシャワーで済ませてしまってる時の、「毎日風呂入りたい」は、自分の体の疲れをとること。疲れた体を癒すこと。

嗜好やマナーとは全く結びつかない。

 

セルフネグレクト、という言葉がある。

汚物やごみなどが散乱している環境に身を置き、自分の体の手入れをしない。必要な医療も受けない。主に高齢者に多く見られる、という話だけど、あんまり年齢は関係なくて、実はうつなどの心理的要素が多いのでは、という話。

 

この場合の手入れをしない、という定義は風呂に入らず歯も磨かない、要は「清潔」を保てない状態。ここに化粧は含まれない。

まるで歯を磨くことと同じように考えられがちだけど、本当は全く違う。

 

もちろん、化粧をすることで心が上向きになることはある。それは私もそうだ。自分に似合う色の口紅やリップをつけた時の高揚感。

お風呂で新しい入浴剤を試す時と少し似ている。高揚感じゃないけど、今までの自分から変わる感じ。入浴剤は癒されるぞ!と思ってお風呂に入れるけど。

 

きっと他人から強要される必要のないものなのである。

別にしたい人がすればいいし、マナーだというならそれこそ清潔感さえあれば私はいいと思ってる。ちなみにお客様のいる対面の仕事だけどたまに全て面倒になって眉毛とリップだけでも、案外バレない。なぜか。みーんな固定概念で「この人たちは化粧をしている」と思ってるから

ムカつくので反骨精神もちょっとあってわりと頻繁にさっぱりした顔で店頭に立っている。

 

実際まるっきりすっぴんは顔の色ムラで具合が悪く見えてモノが売れにくいのだけど、

眉毛と口紅だけのすっぴんに近い方がしっかり化粧した時より、なぜか売り上げが良いことが多い。

 

ね、化粧ってなんだって話ですよ。

 

その人のツイートは、そのあと「私は着飾ってんのに」的なことをタラタラと書き連ねていたけど、いやいやしんどかったらやめてもいいのにな、と思ったことをここに書き記して置きます。

 

まあ化粧はマナーじゃない!とかそういう話じゃなくて、押し付けられても困りますわ、程度の話です。

 

そしてこんな時に寄り添ってくれるのは女王蜂ですね

サイコーだよ

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