さよならの死

冷たく光る太陽のようだ

思い出したので書く

 

もう4〜5年ぐらい前になる

 

一人の男の人と定期的に会っていた

 

私はその時ひどいメンタルで、家に帰ると不眠が続く、かといって泊めてくれる友達もいない、なので色んな男の人と寝ることで寝床を確保していた

 

その人は当時32とか33で、あまりにも頭の悪すぎる私に何も言わず(というか言う関係でもないが)、ただ悲しくなったら励ましてくれて、ご飯を食べさせてくれて、当時彼氏ができたことない私と手を繋いで外を歩いてくれた初めての男の人、私がここ最近眠れないというと、ラブホテルだけど、何時間でも寝かせてくれた。そして私はその代わりにせっくすをした。それぐらいしか穏やかに過ごす方法を知らなかった

 

それがどうとかこうとか、まあもちろん過去を振り返って色々と思うことも言いたいこともたくさんあるのだが、なんとなくその人のことを思い出したので、ここに書いておく

 

あの時私はどう生きていくのが正解だったのかな、たくさん間違えて、今も間違えてるし、何も正しくないけど、死にたい夜を乗り越えてぼんやり思い返している