さよならの死

冷たく光る太陽のようだ

「何が悲しい?」と尋かれたって

 

 

何者かになれたらよかったとずっと思う

 

自尊心も自己肯定感もなさすぎて本当に驚くのだけど、ずっと誰かになりたかったし、今でもなりたい

 

バニーガールの仕事はその点良かったと思う

「◯◯ちゃん」という私だけど私じゃない誰かで、かわいいって言われたら喜んで、可愛くないって言われたら目大丈夫?腐ってんじゃない?なんて言い返せる強キャラだった、たまに本当に可愛いと思ってくれる人に対して、本気で照れたりするかわいい女の子だった、私の体を借りた別の女の子

 

でも本当の私は可愛くないって言われることに慣れてるし、かわいいって言われるとなんかよくわかんないけどしにたくなる

 

かわいい誰かになりたいだけで、かわいい私になりたいわけじゃないのかもしれない

 

どんな人間になりたいか、なんて質問あるけど、とにかく毎日生きるので必死

 

ここ最近は晩ご飯何作るか考えてる時だけが生きてるなあ平穏だなあと思う

 

小さい小さいハゲが頭にできたので、隠すの辛いなあと思いながら、明日も仕事に行くんだろうな

 

かわいいかわいくない以前に、やっぱハゲは嫌だなあストレスから解放されたいなあ、そんなことすら笑い飛ばせる強い女の子になりたいな