さよならの死

冷たく光る太陽のようだ

キレイなものはキレイ

 

こういう文章を書くのはなかなかにアホらしいなあと思うのだが、彼氏とセックスするのが幸せである。

 

合意のある性行為なんて難しい、合意じゃなくて察せよとかいう人たちに言いたい、そんなこと性行為をする相手に押し付けてる時点でとてもダサい。

 

私たちはご飯を食べてる時とか、朝起きてから、お風呂に入りながら、「今日寝る前セックスしよう」「いいよ」とお互い言い合うし、なんとなくそのためにお互い準備してるのちょっと面白いなって思う。そしてちょっとすけべ。

 

飲みに行ったらやるなんて古い、と口では言いつつ、そういうもんだろと諦めて体を重ねてその時ばかりの「かわいい」を手に入れていた自分に言いたい、大丈夫だよ、ちゃんと大丈夫

 

全然よくわからない人と性行為するのが嫌いだったわけじゃない。だって向こうから私の素性はわからない。え、かわいいって言ってくれるのありがとうじゃあ代わりに、ってして、よくわかんない女に裸を見せれるなと思う。女に危ないよという人はたくさんいるし、実際そうだと思う。でも男の人も同じように危ない。というか男女関係なく知らない人に裸を見せるのって普通に危なすぎる。酔っ払ってなんてよくやるよな、って過去の自分に思うけど、そうじゃないと生きられなかったのも事実

 

彼氏に体を撫でられると安心する、気持ちいいよりも先に安心がくる、この人にたくさん触ってほしい安心したいもっと触れていたい、触られたいと思う

 

気持ちよくて涙が出てきたこともあるけど、セックスしながら幸せで泣けるなんて本当にこの世で私が一番幸せな気持ちだなと思う

 

今日ぐらいは私が一番不幸でいたいと思ってる日もあったけど、今日ぐらいは私が一番この世の中で幸せで居たい、と思う日もある

 

今は乗ってる電車で線路に人が飛び込んだ。発車前なので死なずに済んだ。自分が死なずに済めば、他人にも死んでほしくないって望むなんて、なかなか強欲、それでも生きてる