さよならの死

冷たく光る太陽のようだ

都会でしょって気取ってるの

 

たまに過去関わった人のことを思い出す

 

私は確かにその人たちが好きだったし嫌いだったし憎んでいたし愛していたと思う

その形も伝える術も歪すぎて、何もかもうまくいかなかった

 

そしてここ最近落ち着いていてる

精神も生活も日々も何もかも割と

死にたくなることがあっても、本当に死のうとはあまり思わない、フェンスを超えないと明けない夜があったのに、ここ最近は蒸気でホッとアイマスクなんかで夜が明けてしまう

 

だけど、あのどうしようもなくて世の中全部恨んでいた日がなくなるわけじゃない

 

側から見たら私は大丈夫そうで、幸せそうに見えるんだろう

 

そうだ、私だって幸せそうなやつを恨みすぎて殺したくなるぐらいの日があった

 

なんとか、なんとか、耐え抜いた

 

耐え抜いたから大丈夫なわけじゃない、いつかきっと壊れる日が来るかもと背後に迫る仄暗い記憶にずっと怯えている

 

なんとか大丈夫になって幸せそうにしてたら殺されるのなんかまっぴらごめんだ

だけど不幸そうな顔もするのもムカつく

 

でも、私は私が憎み続けたあの日々を忘れたくないし、傷つけた人の顔も名前も声も絶対忘れたくない